私が運用中のＥＡラインナップから、「AI Rig 03 EURJPY M15」を紹介します。
通貨ペアEURJPYの15分足を利用したスキャルピングＥＡです。
どれくらいの収益を得ているか？
私は現在0.1LOT運用していて、月に20,000円～30,000円ほどの収益です。
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過去フォワードテストの運用実績をチェックしてみよう
「AI Rig 03 EURJPY M15」は、販売サイト「ゴゴジャン (GogoJungle）」で2019年5月より販売開始されたロングセラーEAで、長期間のフォワードテストを記録しています。購入者1400人以上の人気ＥＡです。
こちらは「ゴゴジャン (GogoJungle）」公式のフォワードテストの収益グラフで、0.1LOTで運用した場合の収益を記録したものです。
収益は0.1LOTの運用で、約4年半で100万円ほど、損切りもなくきれいな右肩上がりです。
2023年12月に最大ドローダウン291,982円を記録しています。それまでは2021年11月に記録した約100,000円が最大ドローダウンでしたのでこれを大きく更新しました。また、このポジションは１か月以上の長期保有となり2024年1月に決済となりました。
「AI Rig 03 EURJPY M15」を実際に運用してみて
2024年時点の相場環境では、1日にだいたい2～5回程度の取引です。
利確はロジックにより変則に行われますが、だいたい２pip～6pipほどのスキャルピングでコツコツと利益を重ねていくタイプです。エントリ、利確とも、5分足の始値で実行されていますので、急騰タイミングと5分足始値がうまく重なると大きく利益となる場合もあります。
損切り設定はあるものの実行条件がかなり厳しいため、実運用上は損切りはないものと考えています。
ナンピンはロジックにより変則で行われますが、ナンピン幅100～200pipsくらいで頻発されるものではないです。上限回数は初期設定では8回で、上記のフォワードテストでの2023年12月の最大ドローダウン時は、6回のナンピンがありました。
円安トレンドの際により活躍する
上記の過去フォワードの収益グラフを見ると、22年・23年の円安トレンド時期は特に勢いがありますね。ロング（買い）方向のトレードですので、円安トレンドが有利に働きます。
長期保有になるときがあることを留意しておく
このＥＡは実質、損切りがありません。
また、ナンピン幅が広く、マーチンなし、ナンピン回数も多くないため、大きく逆行した場合には少々戻しただけではプラスに転じず、含み損を抱えたまま長期保有となってしまうことがたまにあります。
どれくらいの期間かというと１週間～２週間くらいは２か月に１～2回、１か月以上は年に１～２回くらいの感覚でしょうか。もちろん相場によります。コツコツと利益を重ねていくタイプのＥＡですが、この間は収益はストップしてしまうことになります。
ドローダウン中はプラススワップが貯まる！
このＥＡは、プラススワップであるロング（買い）方向でしかトレードしません。
そのため、長期保有となって日々の収益がストップしてもコツコツとプラススワップが積みあがっていき、決済となった際は長期であるほど大きな金額になります。
【FX自動売買】運用EAレビュー まとめ
「AI Rig 03 EURJPY M15」は、基本的には１ポジションで1日数回、数pipの微益を何度か取って利益を積み上げていくことを理想とするスキャルピングＥＡです。しかし、スキャルピングトレードに失敗してドローダウンとなった場合でも基本損切りをせず、スィングトレードに切り替えます。そして、スワップを貯えることで日々の収益がストップしてしまうことをカバーしつつ、プラスに転じて決済となるまで保有します。ドローダウンの際はナンピンを行いますが、ナンピン値幅、回数ともゆるやかで、ポジションが過大になってしまって必要証拠金や含み損が大きくなることを抑える安定運用となっていて、リスクヘッジも考慮された設計となっています。
良いところ
注意するところ
調子の良いときはよく回って稼いでくれるＥＡです。とはいえ、長期ドローダウンとなったときのことを考えると、放っておけるくらいの影響のないLotサイズで運用するのが良いですね。
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